赤ジソに含まれている天然色素アントシアニンについてご説明します。アントシアニンはポリフェノールの仲間です。(ポリフェノールは、4000種類もある色素成分の総称です。)アントシアニンにはいろいろな働きがありますが、とくに際立っているのは目の機能回復の働きです。

 よくブルーベリーは目に良いといわれますが、これはブルーベリーにはアントシアニンが豊富に含まれているからです。
 人間の目の網膜にはロドプシンという色素体があり視神経の働きを支えています。このロドプシンは、目を使っていると徐々に分解されていき、それを補うために再合成されています。
 目が正常に働いているときは、ロドプシンの分解と再合成がうまく釣合っていますが、目を酷使したり、或いは年をとることにより分解に再合成が追いつかなくなりますと目に様々な障害が現れます。

 天然色素アントシアニンは、このロドプシンの再合成を助け、活発にする働きがあります。アントシアニンを多く摂っていれば、疲れ目や老化などで目の機能が衰えているときなどに視力回復の効果があります。
 夜間の車の運転のときなどにも役に立ちます。また、即効性に優れ、摂取してから4時間程度で作用が現れ、その作用は24時間持続すると言われています。

 ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、DHAにも、視力の低下を防ぎ、目の疲労を緩和させる働きがありますので、これらの成分を豊富に含んだ食物を同時に摂取すれば、一層効果があるでしょう。

 アントシアニンは、ブルーベリーだけに含まれている訳ではなく、赤ジソやキャンベル(ブドウ)の皮など、赤や紫の色の野菜や果物に含まれております。